2024-10-11

KOTARO “TRIP AS IF LIVING VIETNAM”

Vietnam

およそ5時間のフライト、長い長い税関を抜け

6.7年ぶりの東南アジア、ベトナムはハノイに到着。

東南アジア特有のジメジメとした暑さと、

どことなく香る青くさい匂い。

到着早々すでに体はほんのり汗ばむ。

久しぶりの東南アジア。

案外ぼくはこの東南アジアの空気が好きだ。

 

 

だがそれは東南アジアの人々特有の熱気と賑やかさも

相まってるのかもしれない。

 

 

次の日の朝は飛行機でダナンへ飛び立つため

初日はハノイの空港近くで宿泊。

荷物を置いて、まずはハノイの旧市街へ。

昼過ぎの市街地はかなりの人と車とバイク。

タクシーから降りると人々の熱気と声、

エンジン音とクラクション、

タイヤから舞い上がる砂埃が交差していて

気持ちが一気に昂った。

しかも前日までの台風の影響で木々は倒れ、掃除も行き届いてない状況。

 

 

 

 

そんな中、道端に椅子をだし営んでるお店で

フォーを食べる。

牛骨や鶏肉の出汁にミント、パクチーなどの香りが絶妙にマッチする。ベトナムの料理総じて感じたことだが、出汁と香りがとてもいい。味付けもとてもさっぱりしていてたくさん食べても胃にやさしい。

値段は40,000ドン。日本円にしておよそ240円。

安すぎて逆に怖い。

 

 

 

 

夜はハノイの人気店「Tam vi」

ベトナムの家庭料理が味わえるこのお店は予約必須で、この日もたくさんの人で賑わっていた。

料理が美味しいのはもちろん、提供スピードが

とても早く、安い。

 

 

夜遊びに行く前にご飯を食べたいときには

とてもぴったりなお店だった。

 

 

2日目は朝から飛行機に乗りダナンへ。

市場やカフェなどをぶらぶら回ったら、今回の目的地ホイアンに向けてタクシーへ乗る。

およそ40分の道のりだが2000〜3000円とタクシーも

とても安い。

 

※grabというタクシー配送アプリがおすすめ。

だがクレジットカードによっては不正利用と疑われて止まってしまうので注意が必要。

景色を見ていればあっという間に今回の目的の一つ、

ホイアンの「Dechiu hotel」に到着。

 

 

何もしない贅沢、我が家のようなあたたかさが

コンセプトのホテルで

海からの波の音や木々が揺れる音、

ホテル入り口の前では管理人のおじいさんとタクシーの運転手の人たちがゆっくりしてたり

番犬(キャロット)がうたた寝していたり、

東京では味わえない空気や時間があった。

海まで歩いて1分という立地も最高だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

少し休憩したらホイアンの市街地へ。

街中には川が流れており、

ランタンを流すのが有名な街だ。

 

 

タクシーで10分程度だがホテル周辺の

ゆったりとした場所とは打って変わって

ものすごい賑わいだった。

空港がない街なのにこんなにも賑わっているとは思わなかった。

 

 

そして同時期にタイ、

ベトナムを周っていた友人と合流。

東南アジアでは空芯菜のことを

モーニンググローリーというらしく

大の空芯菜好きの僕らはモーニンググローリーを求め

「モーニンググローリー」というお店で晩ご飯。

 

 

もちろん空芯菜はしっかりニンニクが効いていて

東南アジアのさっぱりとしたビールとの相性もバッチリ。とても満足だった。

 

夜はどこを歩いてもギラギラしてて、賑やかで

とてもパワーを感じた。

気がついた頃にはしっかり酔っ払っていて、ホテルに帰るやいなや深い眠りについた。

 

 

3日目は目が覚めたら海へ直行。

やっとゆっくりした朝を迎え、

朝からアンバンビーチへ行き、朝食を食べ

ホイアンの散策に向かう。

 

 

 

ホテルで働く地元の女の子におすすめのお店を

教えてもらい出発。

そして教えてもらったお店や喫茶店が

とても素晴らしかった。

周りやすい場所を、丁寧に教えてくれるこの子の心遣いに優しさとあたたかさを感じた。

 

 

ホイアンの街はとてもカラフルで、建物からもフランスの領土だったことが窺える。

他の街とはまた違う日本の地方に似たゆっくりとした時間の流れと人の繋がりを感じた。

昨夜賑やかだった場所は屋台が並びおしゃべりをしながら串焼きやバインミーを売っている。

そんな屋台街を横目にホテルの女の子に教えてもらったお茶屋さんへ。

ホイアンの旧市街地からすぐの

「Reaching Out Teahouse」

 

 

 

 

 

 

開放的で静かな店内。誰の会話も聞こえてこず、時計と風の音だけが響いていた。

最初はあまり違和感もなく注文を考えていたが、

机の上の文字の書かれた積木のようなものが

置いてあったりオーダーを記入する用紙があったり、

なんだろう?とは思いつつも何気なく店内を見渡すと店員さん同士は手話で会話をしていた。

そこでやっとこのお店のコンセプトに気付く。

僕らも静かで落ち着いたこのお茶屋さんで心を落ち着かせ、贅沢な時間を過ごすことができた。

お茶もとても美味しく、茶葉を買って帰ることもできるのでとてもおすすめのお店だ。

 

 

 

 

 

 

その次に向かったのが「Hart hoi an」

ベトナムのアンティークショップだ。

まず1番最初に驚くのが、店内の広さ。しかも縦に広い。どこまでも続いている。

布や、家具、インテリアなどの民芸品、

オリジナルの商品が数多く並んでおり

じっくり見ていると何時間も経ってしまいそうなほどたくさんのものがある。

インザピープルのジェネラルマーケットで販売する

ロングピローもここで購入。

 

 

全て手作業なのと、表裏が違うデザイン、ベトナムの民藝衣装を使っているカバーと

あまり見たことのない細長い形が面白くデザインもいいので日本へ持って帰りました。

これがまた大きくて大変だった。

この日は他にもベトナム風カオマンガイを食べたり

(鶏の内臓ごと丸々煮込んである)

 

 

雑貨屋さんや市場へ行ったり

ホイアンの街を堪能し、夜は再び友人と合流しアンバンビーチで過ごした。

逗子に住む友人とよく太平洋の海を眺めることがあるが

いつもと違いこの時は南シナ海にいた。

とはいえ友人がいれば場所が

どこだろうと変わらなかった。

海外で知り合いと待ち合わせた経験などなかったが

刺激的なベトナムも友人の顔を見れば場所など関係なく僕らの時間が流れるのが不思議だった。

またすぐ日本で会う約束をしてこの日も宿へと帰る。

 

 

 

 

最終日の朝。

二日酔い、いやもう何日酔いなのかもわからないが

眠たい目を擦りながらまた海へと向かう。

目的があるわけではないのにとりあえず海へと向かえるこんな日々がとても幸せだった。

 

 

この日の朝ごはんはハーブのたくさん乗った、グラスヌードルを食べた。

ミントやパクチー、コリアンダーなどたくさんのはハーブとさっぱりとした春雨麺が

なんとも最高の朝ごはんだった。

 

 

 

 

この日も働いていた昨日の女の子。

教えてもらったお店に行った感想と、

これもまた今回の旅の目的だったインザピープルTシャツプロジェクト、

出会った人にTシャツを渡そう!

というなんとも最高な企画。

 

 

ぜひこの子にプレゼントしたいという思いも伝え、Tシャツを渡すことができた。

ふらっと結われた髪と後れ毛がとても自然で上品な彼女。

声のトーンやスピードもとても丁寧でわかりやすく、

立ち振る舞いや身のこなしがとても素敵だった。

やはり素敵な場所で働いている人の接客はとても勉強になる。

 

 

 

 

その子やホテル、ホイアンの街並みとの別れを終え、ダナンへと向かう。

ダナンでの昼食は「バインセオバーユン」

ダナンで食べたこのバインセオ、これが今回の旅で1番美味しかった。

 

 

バインセオとは何かというと、

米粉とターメリックを混ぜた生地に

海老やお肉、もやしなどを挟んで焼いた

お好み焼きのようなものをライスペーパーに

キャベツやきゅうり、ハーブと一緒に包んで

ナッツなどが混ざったゴマだれに付けて食べる、

という説明するのも想像するのもかなり難しい料理。

 

 

手やテーブルの上はもう大変なことになるが

これが格別にうまい。

 

止まることなく食べ続けてしまう。

8個で80,000ドン。日本円にしておよそ480円。

ライスペーパーや野菜なども全て付いてくるのに

この値段は安い。

しかし卓上の手拭きペーパーは使用した分お金がかかるので注意が必要だ。

 

 

ハノイへの飛行機まで時間があったので

ダナンの街をぶらぶら。

 

 

ハノイほど人も多くなく、道も綺麗で広い。

バイクの数も少ないが、

やはりクラクションは鳴らしまくる。

 

初日ハノイに着いた頃はみんな短気でクラクション鳴らしまくってるんだろうと思っていたが

何日かベトナムで過ごし、街を歩いている時も、

タクシーに乗っている時も

鳴りまくっているこのクラクションの音、怒っているのではなく

注意喚起や、優しさの場合もあることに気付いた。

日本よりもクラクションを使うタイミングが多い。

まあこの車とバイクと人の数ならそうなるのも仕方ない。

 

 

 

 

明日の早朝にはハノイから日本へ帰るため

早めにハノイへ帰り、空港の近くで宿泊。

この頃にはもうすでにしっかり、はっきりとしたベトナムシックが発動していた。

料理も美味しく、人もいい。

 

 

世界中の人が旅行に訪れ、ベトナムを大好きになる気持ちがとても共感できた。

 

明日の朝にはもう飛行機に乗ると思うととても悲しかったが

髪を切りたい気持ちや、スタッフと会うことを考えると

日本に早く帰りたい気持ちも相まって

なんだかとても幸せだった。

 

 

早朝に目を覚まし空港へ向かう。

空港には各々旅行を終えた観光客が集まってきて

なんだかみんなベトナムを楽しんだのが伝わってきた。

飛行機に乗ってしまえば、あっという間に日本に着いた。

 

 

およそ5時間のフライト。行ってみるとまあまあ近い。

またいつでも来れると思った。

海外旅行から帰って来ると吉野家を

食べるのがお決まりで安いイメージしかない

吉野家だが、高いなーと感じてしまった。

そのくらいベトナムの物価が安かった。

 

 

だが街からはものすごいエネルギーや活気が伝わり、

チャンスはたくさんあると思った。

これからの働き方や接客の仕方、自分との向き合い方など

今回の旅行でたくさん学ぶことができた。

 

 

家に着き荷解きをする。

今回お世話になったベトジェットエアーの機内BGM、

みんな大好き 馮曦妤が歌う「Proud of You」を

エンドレスで流す。

今思えばベトナムにいるあいだ耳にした音楽という

音楽、全てがこの曲だったんじゃないかと

思うくらいこの曲と他の曲の区別がつかない。

 

 

KOTARO

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